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■「市制施行60周年記念 上尾市民俗芸能公演」が行われました

藤波のささら獅子舞
12月2日、コミュニティセンターで「市制施行60周年記念 上尾市民俗芸能公演」が行われました。
民俗芸能の素晴らしさを鑑賞してもらうため、市制施行60周年を記念して実施されたものです。
上尾市から3団体、市外から2団体(福島県本宮市1団体、さいたま市1団体)の計5団体が出演しました。
オープニングを飾ったのは、小敷谷囃子連による上尾市登録無形民俗文化財「小敷谷の祭りばやし」です。
笛1人、小太鼓2人、大太鼓1人、鉦(かね)1人の5人1組で編成され、江戸時代中頃から伝わると言われています。
続いて、上尾市と友好都市協定を結んでいる福島県本宮市の八ッ田内(やっとうち)七福神舞保存会による本宮市指定無形民俗文化財「八ッ田内七福神舞」が上演されました。
350年以上続く小正月の伝統行事で、七福神などに扮した一行が各家を訪れ、家内安全や五穀豊穣を祈願するものです。
次に、畔吉源太万作踊保存会による上尾市指定無形民俗文化財「畔吉の万作踊り」が上演されました。
演目は下妻踊り、手拭い踊り、銭輪踊り、伊勢音頭、口説きの5種類がありますが、今回は口説きを除く4種類が上演されました。
次に上演されたのは、さいたま市の駒形囃子保存会による、さいたま市指定無形民俗文化財「駒形の祭ばやし」です。
お囃子の他、獅子舞や大黒舞、ヒョットコや狐の種まきなど多くの踊りも伝わっています。
最後は、藤波のささら獅子舞保存会による上尾市指定無形民俗文化財「藤波のささら獅子舞」が上演されました。
1人が1頭の獅子に扮して3頭の獅子が舞う「三匹獅子舞」と呼ばれる民俗芸能ですが、藤波の場合は宰領(猿若)という先導・道化役が登場するのが特徴です。
撮影可能であったため、熱心に撮影している人の姿も見られました。
いずれの民俗芸能も特徴があり、それぞれの個性が楽しめる、またとない機会となりました。



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