10月14日、畔吉・諏訪神社で市指定無形民俗文化財「畔吉ささら獅子舞」が行われました。
「畔吉ささら獅子舞」は、「王獅子(おうじし)」「中獅子(なかじし)」「牝獅子(めじし)」の計3匹で舞う「一人立ち三匹獅子」で、岩槻城主太田氏房が馬に乗って見に来たという伝承があります。
午前はあいにくの雨模様でしたが、午後になって雨も上がり、時折陽が差すこともあって、秋を感じさせる天候となりました。
左から牝獅子、中獅子、王獅子
獅子舞の見どころは、隠れた牝獅子を2匹の男の獅子(王獅子、中獅子)が争いながら見つける「牝獅子隠し(めじしかくし)」です。
牝獅子が花笠に隠れます。
男の獅子が牝獅子を探します。
中獅子が牝獅子を見つけます。
中獅子が王獅子のじゃまをします。
王獅子が太鼓バチをアメに見立てて中獅子を惑わせます。
王獅子が牝獅子を奪います。
中獅子が再度牝獅子を奪います。
しかし、最後は三匹がそろって舞を終え、社殿に拝礼します。
通しで約2時間の上演ですが、神社の境内で行われる舞は、秋の風物詩としての風情を感じさせてくれました。。
ぜひ一度、見に出かけてはいかがでしょうか。